ロリ少女官能小説集:百合と百合が蕩けあう夜(2)

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――後輩の指が、唇が、先輩の首と唇に触れ、蕩けるような快感に心奪われ濡れた性器が、吸われ、舐められ、擦られて、彼女は歓喜の吐息を漏らす。

【作品概要】
瑠花、るか、あの子の名前。なめらかな?と桜の唇。母性をくすぐる大きな瞳。懐に入る気さくな性格。首から下が綺麗な丸みを帯びていて、目を逸らすには甘すぎる女の色香を匂わせている。時折覗く胸元がゾクリとするほど艶めかしくて、あの子に見上げられるたび、美波は濡れて疼くのだった。今年の新入社員「伏島瑠花(22)」は、「迎田美波(25)」が指導する愛おしい後輩である。美波は瑠花を優しさの中で教育し、休日は一緒に映画を見るなどプライベートも共にしていた。だが、美波は、そこから先に踏み込めない。拒絶されることが怖くて、関係が崩れることが怖くて。……しかしある日、バーでお酒を飲んだあと、火照って顔を赤らめた瑠花が、美波の身体に抱きついてくる。後輩の指が、唇が、美波の首と唇に触れ、蕩けるような快感に彼女は心を奪われていた。柔らかな身体と身体が重なり合って混ざり合う。鼻と首、口と胸、指と陰核、足と肉裂。愛情と肉欲とシーツの海にぬめりながら溺れるふたりのからだのはなし。(小説本文の文字数:約58000字)

百合と百合が蕩けあう夜 レズビアンな後輩と真面目で奥手な先輩が吸って舐めて撫であって、愛欲と快楽に乱れながらとろとろになって溺れる夜 (YK百合レズビアン文庫)
百合と百合が蕩けあう夜 レズビアンな後輩と真面目で奥手な先輩が吸って舐めて撫であって、愛欲と快楽に乱れながらとろとろになって溺れる夜 (YK百合レズビアン文庫)

★★★

「一人で帰れる?」
「んんと……、たぶん……」
「多分って……、多分じゃ心配ね……」

瑠花は祖父が所有するタワーマンションの一室を貸してもらって生活している。防犯設備はかなりのものだが、帰宅には少々時間がかかる立地であるため、トラブルの心配は美波の胸に募るばかりだ。泥酔というほどではないが、身体がふわふわふらついており、一人きりで帰したあと怪我でもしないか不安になった。杞憂かもしれないが、犯罪に巻き込まれる可能性も捨てられない。こんなに可愛らしい女性が注意力を失って夜道をふらふらしていたら。それも、こんな風に、良い匂いをさせながら。美波は水を注文し、瑠花の口に飲ませてやる。……要するに、それだけ、美波は瑠花を気にかけていた。瑠花が春に入社して、美波が先輩として指導に当たるようになってから、瑠花よりも大事なものが一つもなくなってしまった。この子は私を先輩としか思ってないのに。部署が変われば疎遠になるかもしれない程度の関係なのに。

「伏島さん、うちに泊まる?」
「んー……?」
「タクシーを使えばそんなに時間もかからないから」

瑠花の肩がぴくっとする。

「……えっ。先輩の家。いいんですか?」
「どうせ明日は休みだし、たまにはいいんじゃない」

瑠花は両目をぱちくりさせて、少し笑ったような気がして、ただ素直に頷くことで美波の家に行くことに同意した。

「先輩の、家……」

瑠花が噛みしめるように呟いている。バッグを取り、会計を済ませ、瑠花に肩を貸しながら、バーの出口に歩いていった。ドアノブをひねり、扉を押し開けていくと、カランカランとドアチャイムが鳴り響き、冷たい空気がやってきた。火照った身体がわずかばかり冷やされた。バーの前は人通りが少なくない夜の街路で、店や街灯の黄色や白の照明で星の光がかき消されていた。しかし真珠のように浮かんでいる月だけは、常に変わらず、夜の空を登っていた。雑踏のざわめき。瑠花の身体がぶるっと震える。

「ちょっと、寒いですね……」
「もうすぐ冬だから、寒くなってきてるのね」

そう言って美波が瑠花を見ると、酒のせいか、あるいは何かのせいなのか、瑠花の瞳が熱を帯びて潤っていた。その瞳を見たせいで、美波は寒さを感じなかった。吸い込まれる眼差し。もうひとつの月なのだ。黒い瞳が挑発的だ。大きな胸も、甘い匂いも。しかし美波は狼になるつもりはなく、綺麗な月を眺めるだけで満足なのだと決めていた。瑠花が美波の顔を見上げる。

「でも、ふたりだと、少しだけあったかいです……」

美波は何も返せなかった。ふたりはタクシー乗り場へと足を進める。隣の瑠花に、心臓の音が漏れていないか、不安になるほど鼓動が速くなっていた。

「……私、美波先輩が先輩で良かったです。他の人は、こんなに優しくしてくれないので……」
「まさか。伏島さんなら、誰でも優しくしてくれるよ……。たまたま、縁に恵まれてないだけで」

瑠花は美人だ。相手ならいくらでもいるだろう。この子もいつか、誰かと結婚するのだろうか。男性に恋をして、男性の子供を産むのだろうか。夜空を見ると落ち着いた。落ち着かないといけなかった。今の関係だって全く悪くないのだから。幸せなことだ。可愛い後輩に慕われているなんて。どれだけの女性が、どれだけの男性が、部下との関係で苦労しているかを思えば。……先輩と後輩で、友達のような関係でいい。また、前みたいに、映画でも見に行って、デート気分を味わえたらいいなと思った。タクシー乗り場は思いのほか空いていて、停車していたタクシーにすぐに乗り込むことが出来た。美波と瑠花は後部座席で密着していた。

身を寄せ合った10分間、美波の身体はどんどん熱くなっていた。いけない、いけないと、何度も思っていたのだが、ヒトの自然な性欲は抑えることが出来なかった。美波は軽く汗ばんでいた。粘膜のあいだには、愛液が滲んでいたかもしれない。肌色のストッキングに包まれていた足が蒸れていた。子宮が瑠花を欲望していた。

同じ部署に瑠花が配属されたときから、美波は瑠花を可愛いと思っていた。歓迎の飲み会でも意気投合していたのだ。童顔な輪郭も、小柄な身体も、心の懐に潜り込んでくるような気さくな性格も、可愛かった。……本音を言えば、お尻や胸も、柔らかそうで情欲をそそられた。周りの男性社員もそう思っていたようで、アプローチをかけられているところを何度も何度も見ていたが、苦手なのか、興味がないのか、誰の誘いも受けてはいないようだった。性や恋愛の欲求が少ないのだろうと心の中で結論していた。ヒトの欲望は個人差が大きいのである。あるいは、無理にでも、そう考えて、自分の心を抑えなければならなかった。期待なんてしてはいけない。期待は失望の母親だから。甘い果実ほど手に入らないものなのだ。

いつのまにか、美波が住む賃貸マンションについていた。建築から30年の独身者向け住宅である。五階建ての平凡な作りであり、茶色い壁は細かい汚れを隠していたが、落ち着きすぎた色合いが昭和の香りを纏っている。美波よりも、瑠花よりも、年上の建物だ。エレベーターは存在せず、設置する費用もない。

タクシーの代金を支払うと、最初に美波が降車して、次に瑠花が道路に降りた。美波は肩を貸そうとしたが、瑠花はそれを断った。だんだん酔いが覚めてきて、足取りも前よりしっかりしていた。

「本当に大丈夫?」

美波は重ねて尋ねていた。

「なんとか……。飲ませてもらった水が効いてきたのかもしれません」
「……そう。それならいいけど。階段があるから、転ばないようにね。私の部屋は3階だから。……ここ、無いのよね、エレベーター。家賃は悪くないんだけど」

美波は瑠花を先導し、マンション自体の入口を抜けて、入口付近の階段にまでやってくる。先ほどの興奮でショーツがしっとり濡れていたので、変な匂いでもしていないか美波は不安で仕方なかった。これはもう、我慢の限度を超えている。瑠花がベッドで眠りについたら、自分で処理しないといけないかもしれない。

「手すりもないんですね」
「気をつけて」

マンションの階段を一段一段登っていく。今度は瑠花が先頭で、美波は後ろで見守っていた。後方への転倒などの万が一を考えていたのだが、瑠花はスムーズに階段を登っていて、つまずく気配は全くない。美波が抱いた瑠花に対する心配は、結局杞憂だったのだろう。もちろん、だからといって、自宅に招いたことを後悔するはずもないのだが。3階に到着すると、美波は再び瑠花に対して先行し、305号室にまでやってきて、ポケットの中の財布から自宅のキーを取り出した。鍵を開けて扉を開いた。真っ暗な美波の自室。美波が先に入り、瑠花が続いて、そのまま鍵とドアガードをかけていた。そして熱っぽい声で、瑠花が美波に言葉を漏らす。

「ねぇ、先輩……」
「どうしたの?」
「私、もう、熱くて……、先輩に、呼ばれてから……」
「……?」

美波は壁を探っていた。真っ暗な部屋に光を取り戻すため、蛍光灯のスイッチを探しているのである。スイッチを押すと、狭い玄関が明るくなり、短い廊下の向こうにある美波の自室がぼんやり見えた。美波は靴を脱ぎ、ストッキングを履いた足でフローリングの廊下に立ち、靴を脱いだばかりであろう瑠花の方に視線を向けるが、……頬を真っ赤に染めた瑠花は、別の酔いに脳が支配されていた。妖艶な目つきで美波を見ながら、美波の頬にそっと触れ、吐息を含んだメスの声で囁くように言うのである。

「先輩の肌、あったかい……。ねえ、もう、いいですよね……?」
「伏島、さん……? 本当にどうしたの……?」
「だって、そういう意味で、誘ったんじゃないんですか?」
「……?」
「……先輩って、……女の子のほうが、好きですよね?」

ぞくっとした。そしてそれは、寒気というより快感だった。
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