18禁サイトです。18歳未満の方は閲覧出来ません。まずは完全無料作品からどうぞ(10作以上有)。
最近何かと愚痴っぽい記事が多くなって申し訳ございませんでした。Amazonによる出版差し止めを受け、KDPから撤退することになりましたので、今後の予定について軽く触れておきたいと思います。

●本題の前に
ちょっと話が逸れますが……。表現規制問題に詳しい前参議院議員の山田太郎氏が、都議選候補者に対する表現の自由についての質問や、ビッグサイト問題に関する署名活動などをされています。表現規制問題に関心がある方、特に東京都民の方は要チェックです。

山田太郎氏のtwitter
https://twitter.com/yamadataro43?lang=ja

都議選の告示はすでに済んでいます。投開票日は7/2です。保守寄りな政党にも、リベラル寄りな政党にも、表現規制反対派と推進派がいます。きちんと候補者個人を見て、投票していただけると嬉しいです。


●作品の再販について
撤退前にAmazonで扱っていた作品は、同人ダウンロード系のサイト等で再販する予定です。KDP以外の電子書籍サイトは、KDPに規制が厳しいか・個人出版を受け付けないか・全く普及していないかのどれかなので移転先としては考慮できませんでした。販売形式は割安なセット販売になるのではないかと思われます。

私事で忙しく、一応KDPの独占契約が残っていることなどから、実際の再販売は早くても秋以降になりそうです。同人ダウンロードの傾向を考慮し、誰かに表紙イラスト等を依頼することも検討しているので、その場合はもう少し遅れるかもしれません。再出版に際しての加筆等は今のところ予定していません。

●新作の執筆について
現在私は小説執筆とは全く関係のない活動を行っております。なので、小説執筆に再び専念したり、新作を制作したりといったことは、今のところ考えておりません。

作品販売自体はKDPを介さずとも可能なのですが、そもそもの問題として、官能小説の市場規模の小ささがあり、このまま活動を続けても大きな利益は出ないであろうという変えがたい現実があります(利益が出なければ専念も出来ないというのは、大人の皆様ならご理解いただけるかと思います)。商業官能小説も、一万部に届いていない作品が殆どであろうというのが、私が手に入れた情報からの推測であり……、この推測が正しければ、商業出版社に拾ってもらえたと仮定しても、それだけで生きていくのは難しいというほかありません(クオリティを犠牲にするのなら別ですが)。

官能小説における文章技術的にみて、「あがり」に限りなく近い状態であろうというのも、新作の執筆を再開しない理由です。よりシンプルな文体がいいとか、あるいは濃密な文体がいいとか、あのプレイが欲しいとか、このプレイが嫌だとか、そういった要望もあろうかとは思いますが……、趣味の話を抜きにして、純粋に文章による性表現の組み上げの点から言えば、間口の広さを維持したままでこれ以上の高度化を成り立たせる方法が分かりません。平たく言えば、文章技術の水準で、これ以上エロくすることが出来ません(少なくとも今の私には)。

そうした理由から、今のところ、作品制作を再開する予定はありません。こうした状況が変化するか、市場規模の問題が問題にならないくらいお金持ちになるか、金銭的報酬を度外視してでも書きたいことが出てくるか。……そのような変化が起こらない限り、活動再開は無いでしょう。

●今回の件に関する詳細な記録
Amazonでアダルト作品等を販売しようと考えている方に向けて、今回の出版差し止めに関する概要と、KDPの審査基準に関する個人的な見解(現在の削除ラインの予想など)をまとめておく予定です。分かりやすく詳細に書きたいのと、個人的な活動を優先しなければならないことから、完成時期は未定です。
3月下旬以降、私の作品はAmazonによって販売を差し止められ続けておりました。私からは何をすることもできず、状況を見守っていた結果、突然KDPアカウントが凍結されてしまいましたので、KDPからは撤退する以外になくなってしまいました。いずれは別のサイトで作品販売を行う予定ですが、有料小説の購入は暫くのあいだ一切出来ないということになりそうです。

凍結自体はとりあえず一時的なものになりそうですが、正直言ってあんまりです。KDPが審査をして、OKを貰った作品を販売していただけで、いきなり凍結されるというのは許容範囲を超えています。先方は作品の内容を問題視しているようなのですが、私は先方の審査を受けて、正当なルートで作品を販売していたに過ぎません。KDPが審査方針を変えるのは自由ですし、販売の差し止めを行うのも勝手でしょうが、先方の都合で変わった基準で一方的に裁かれるというのはどうなんでしょう……。

作品が過激なぶん、作品紹介を詳しくして、注意書きを詳細にして、きちんとアダルトカテゴリで申請してと、出来る限り誠実に活動してきたつもりでした。言っても仕方がないことですが、残念です。
本活動に関する近況についての報告です。

●販売差し止めについて・続報
2017年3月末に行われたAmazonによる作品販売差し止め以降、暫くのあいだ先方に目立った動きは無かったのですが……、6月下旬になってから、また改めてかなりの数の作品が販売差し止めを食らってしまいました。残りの作品も、そう遠くないうちに、強制的に販売を差し止められるものと思われます。

3年も活動させておいて、今更規制するというのも良く分かりませんが、一般化に向けてコンテンツの「健全化」を図っていくということなんですかね。担当者の判断一つで何もかもが変わってしまうのが自主規制の怖いところです。

ともあれそういうわけなので、2017年7月以降は、一部作品の無料配布も終了することにいたします。公開停止作品は、いずれ何らかの形で再公開したいと考えていますが、私事で何かと忙しくなってきている状況なので、対応時期や公開の形式などは未定です。


●販売差し止めに関する知識共有
Amazonによる販売差し止めに関して、雑な箇条書きではありますが、出版者向けにいくつかの知識を共有しておきたいと思います。

・ある作品の販売差し止めによって、その作品を購入or無料入手した読者がその書籍を読めなくなることは(恐らく)ない。販売差し止め後も再ダウンロードが可能。KUについては不明。したがって、販売の差し止めによって、読者に影響が出る可能性は低い。
・審査基準について……未成年が登場する官能小説は挿絵がなくてもアウトになりました(少なくともJS以下はだめです)・ファンタジー要素が強くても未成年が出ていればアウトです・注意書きが厳重でも手心を加えてもらえることはありません・KDPの審査基準は告知なく変化します(アウトの領域が予告なく拡大する可能性があります)・Amazonは審査基準を公開していません(なぜ販売が差し止められたかは質問しても一切教えてくれません=どこを直せば良いのかは察するしかありません)。

KDPで長期的に安定した収入を得たいのであれば、無難なコンテンツにしておいたほうが良いというのは言えそうです。ため息が出そうなほど、全くもってつまらない話ではありますが……。
先日の販売停止措置について、amazonからの回答がありました。しかしその内容は、再販売できないことと、何がコンテンツガイドライン違反にあたるかには答えられず、どのよう修正を施せば取り扱えるかにさえ答えられないということ、……要するに、何にも回答していないも同然の回答しか送られてきませんでした。

他の人の事例も聞いていたので、KDPはこのような対応しかしないのだと知ってはいましたが、排除するにしてもやり方があるだろうとは思いました。amazonからのメールの末尾には「Amazon.co.jp は、お客様からのご意見により、地球上で最もお客様を大切にする会社を目指しています」とあるのですが、こんなことでは皮肉にもなりません。他の作品の扱いがどうなるのかは不明なのですが、時間の問題と思っておいたほうが良さそうです。

トランプ大統領が最初に入国禁止令を出した時、米IT企業の重要人物は揃ってそれに反対を表明し、その中にはamazonのCEOも含まれていました。その事自体についてここでコメントするつもりはありませんが、……しかし、平等を謳う裏で、特定の書籍を恣意的に排除するのであれば、平等はもっと醜いものの隠れ蓑でしかないと私は思います。

さて、私事ではありますが、先日の記事を上げたあと、知り合いと相談し、そのつてを頼って別の仕事をすることになりました。そしてこのハンドルネームでの活動も一時休止することに決めました。あれから色々考えた結果、一度この活動を離れて、仕切り直すほうが良いという結論に至ったためです。別のサイトに移って続けても良いのですが、電子官能小説の市場規模の小ささは個人の力ではいかんともしがたく、そのうえ「修正」まで求められるとなれば、あまり希望が持てません。今回と同じようなことが再び起こらないとも限りません。かといって、こんなきっかけで修正を受けないような作風に変えるのも癪なことですし、自分のサイトを作って上げても収入源になりません(収入にできなければ注力もできません)。他ジャンルへの進出は、あくまで作風を広げるためのものであり、リスクの高い作風を切り捨てるつもりはありませんでした。

活動も三周年ですし、考え方をリセットする丁度良い節目なのでしょう。amazonからの返答で未練もなくなって、安定した活動拠点がなくなったわりに、なぜか気分が高揚しています。思えば、最初に活動を始めた頃は、何が起こるかわからない上がり調子の冒険でしたが、いつの間にか平凡な日常のただの仕事になっていました。はっきりとは書かないようにしていましたが、私はもうこの活動に飽きていたのかもしれません。事情が許せば戻ってくるつもりですが、そのときは異なるスタイルで活動することになるでしょう。

文章の勉強は個人的に進めます。趣味としてブログの更新などをすることもあるかと思いますが、当分のあいだは休眠です。三年間のご愛顧、本当にありがとうございました。


★今後の作品の扱いなどについて
とりあえずこのブログは残しておくつもりですし、残された作品の販売も私からは止めません。回答してくれなかったので基準が分からないのですが、amazonが販売を停止することは十分ありうるので、読みたい人は早めに読んでおいて下さい。全部が販売停止されたとしても、いずれは何らかの形で再公開するつもりでいますが、別のことに注力する予定なので、暫くは対応出来ないと思います。また、完全に追い出されるまでは、月二回の無料配布を続けるつもりなので、拾いたい人は拾っていって下さい。

「私達を撮らないで」は制作中断ということになりますが、それぞれの巻は一応独立していましたし、中途半端なところで終わっていたわけでもないので、大目に見ていただけたらと思います(復帰することがあれば続きを書くつもりですが)。

せっかくなので、予定していた全体像について書きます。何人かの少女の話が続いたあとエピローグ編に入り、無限にコピーされる陵辱の映像のイメージと、陵辱を乗り越えたり更なる泥沼に陥ったりする少女達のその後を対照させて点描しつつ、六年生に進学した第一巻の女の子と少年の恋愛を描くという構成になる予定でした。一つ一つの出来事に注目する官能小説の枠組みを超えて、エロ小説としての機能を保持したまま、少女のそれ以前・その後という個人史や、社会の環境や反応、現代の技術などを、総合的に捉えて複雑なエロティシズムを目指したいと思っていました。

構想通り書き得たかどうか、上手く仕上げられたのかどうか、書ききったとして受けたのかどうかは分かりません。こういうことをやりだすこと自体、今まで通りの官能小説を書くことに、飽きと限界を感じていた証拠なのかもしれません。
まずは事実からお伝えします。以下の作品の販売がamazonによって停止されました。二年半ほどKDPにいましたが、このようなことは初めてです。内部で方針転換があったのかもしれません。

・JS義妹妊娠 私達の赤ちゃんがお腹の中で動いてる(1) 黒髪の少女は男根に魅入られ未熟な性器でお兄ちゃんと繋がった (ID:6850400)
・JS義妹妊娠 私達の赤ちゃんがお腹の中で動いてる(4) 妹のお腹が胎動を始め学校の教室でママになる日がやってきた (ID:7600241)


今までも、アダルト漫画などに対して、販売停止措置がなされる例がありましたが……、挿絵のない文章作品に対して、(おそらく)内容自体が問題にされて規制、というのは珍しいのではないでしょうか(初?)。なお、これらは、一年以上販売されていたものであり、販売審査にも問題なく通っていた作品でした。

これ以外の作品がどのような扱いになっていくかは分かりません。しかし、少なくとも、これらの作品の販売停止措置が撤回されない限り、小さい子系の新作をKDP(amazon)で販売するのは困難です。先ほどこの措置に対する質問と撤回依頼を含めた問い合わせのメールを送信しましたが、今までの例から言って誠実な回答は期待できないと思っています。

私がKDPを離れなかったのは、他のアダルト系販売サイトと異なり、文字に対する検閲行為を行わないという点に魅力があったからでもあります。もちろんamazonの販売力も魅力的ではありましたが、アダルト作品に関する販売力はそれほど強くありませんし、アダルトサイトを締めだしたアフィリエイト規約・検索結果の表示制限・全体の販売ランキングには載らないなど、不遇な点も少なくありません。それでも信頼があったから、一本槍でやってきました。その信頼は今回の件で完全に崩れました。本家米国のKDPでは文字によるものを含めて様々な性表現が規制されていましたが、他方私の作品はすべて通して頂いていたので、日本KDPは日本流でやっていくのだと一応信頼していたのですが、どうやら私の思い込みに過ぎなかったようです。

私の作品は確かにインモラルではありますが、結局のところ妄想を元にした誰も傷つかない文字列に過ぎませんし、これらを読んで想像したことはどんなに背徳的でも想像=脳内現象に過ぎません。しかし現実の表現に対する制限は、生身の人間の精神に対する束縛ですし、少数派に限って向けられるのであれば、言い訳の出来ない暴力です。ある民族に根ざした作品・ある思想宗教に基づく作品・同性愛作品の排除といったように、別のものに置き換えてみれば、この暴力の意味がよりはっきりとするでしょう。性表現だから例外という理屈はありませんし、簡単に例外を作るのであれば、寛容も配慮も偽善にすぎません。……まあ、それ以前の話として、多様なエロ小説を期待してKUに入った顧客に対する背信行為ですし、一度OKと言ったものをなんの事前説明もなしに排除するのはどうかと思いますが。

これからKDPに参入される方や、今まさにKDPで活動されている方は、今回の例を念頭に置いておくべきでしょう。KDPのコンテンツガイドラインは非常に曖昧な記述になっていて、自主規制担当の社員が振った首の方向次第で、昨日まで許されていたコンテンツが削除されるということがありえるわけです。一企業の判断に過ぎないので、異議申し立ての機会も保証されてはいません。もちろん、非常に穏当で、なんの自己弁護もなく社会に受け入れられる類の作品であれば、KDPが排除することはないでしょう。しかし例えば性表現や暴力表現とか、既存の社会規範に対して挑戦的な作品とか、インモラルな喜びを組み込んだような作品は、排除される可能性を念頭に置くべきです。今回の件はその一例です。漫画等に関してはより強い制限がありますし、KUが始まったばかりのときのように、経済的な理由から出版社の作品が大量に排除されるという事件もありました。

今までの歴史の中で、文章表現は常に規制と隣合わせの存在でした。近現代になってからも規制の歴史は続いていましたし、今では高い名声を誇る小説家でも検閲を食らったり出版社に販売を拒否されたりしていました(サドもフロベールもジョイスもナボコフもと、挙げればきりがないほど)。もちろん私は、そうした人々とは、比べられない程度の小人物に過ぎませんが、だからこそ余計に暗澹とした気持ちになります。全く影響力のない人間の作品でさえ、別に荒れてもないのに先回り先回りで自主規制するとすれば、よりパワーのある書き手が周縁分野に現れたとき、どのような扱いを受けるのでしょう。

行政による文章の性表現規制は、1970年代を最後に事実上なくなり、法規制反対のメインフィールドは漫画・アニメ・ゲームといったものに移りました。しかし、現代のように、巨大企業が生活と表現の場を握るような世界では、自主規制担当者の理解一つで創作者と消費者の自由が簡単に取り上げられてしまうし、文章作品だけが例外ないし権威ではいられないということなのでしょう。落胆するばかりです。


★これからについて
メールの返信と対応次第で、身の振り方を考えることになろうかと思います。おそらく、小さい子系作品に関しては、修正なり挿絵追加なりの作業をしたうえで、別の販売サイトに活路を見出すことになるかと思います。Entyのような月額制サイトも検討したいです。どちらにせよ、それなりに、準備や計画が必要になりそうです。

小さい子系以外の作品に関しては、とりあえずKDPを使っていくことになるかと思いますが(慣れてるし楽なので)、別の販売サイトでの活動が順調になれば、KDP撤退も視野に入れます。昨日まではKDPを応援していく気持ちも一応あったのですが、今回の件でがっかりしたので、これからは是々非々でサービスを使っていくという態度でいきたいと思います。

いずれこういうこともあるかもしれないとは思っていたので、想定していたよりは冷静な自分もいます。一応蓄えなどもあるので、今後もめげずに実力の養成と執筆活動に取り組んでいきたいと思います。小説はどちらかといえば経済的な成果が出しづらい領域ではありますが、どうしても駄目だという状況になるまでは頑張りたいと思っているので、ご迷惑等をおかけすることもあるかもしれませんが、今後とも宜しくお願いいたします。